ミルク色の圧縮ウールにミルクティー色のレースをコサージュのように形づけて留めています。

冬の冷たい空気を封じ込め、そしてあたためて放つ、そんなやさしさがただようバッグです。

和の文様をひし形に切り、斜めにつなぐことで躍動感が生まれます。

レザーやクラッシュベロアをプラスすることで、さらにモダンな魅力が引き出されます。

フランスの古いサンプラーをつなぎ合わせたシックなトーンのバッグ。

フラップについた長めのタッセルがポイントです。

なんともユニーク、そして持ち心地もよいという懐かしさいっぱいの木口。

ヴィンテージの象徴ともいえるラズベリーがかった赤をメインに表情豊かなプリントを集めました。

リッチな印象のファーがここでは愛らしく寄り添っています。

もしも許されるなら、仕事の時もこんなバッグで出かけたい、と思いませんか。

書類やパソコンがすっきり収まり、広くひらく開き口が便利です。

藍染はある意味ハードルの高い素材。これをいかに今に似合うバッグにするかを考えた末たどりついたのが、ななめのライン。隅っこのピンクは小さいけれど大切な存在です。

どんなに小さくなってもヴィンテージの生地にはそれぞれ強い個性があります。

それらをつなぐのに役立ってくれたのが、チェーンやレザー、存在感のある大き目のビーズ。

布の奥行きが際立つスタイリッシュなバッグに仕上がりました。

あえて芯を加えず、生地のくったりとした良さを生かしたショルダーバッグに仕立てました。

腕に触れる時の心地よさは幸福感を誘います。持った時に正面にくる部分がポイントになるようにボタンをたくさん付けました。

コンパクトだけれど、ものが納めやすい横長のスタイル。

きっちりとしたスーツにも似合いそうなノーブルな色合いです。

デッドストックのリボンをコサージュのように見立て、ネイビーのバッグのポイントに。

さりげないけれど、はっとする華やかさがあります。

着物地の素朴な魅力をそのままバッグにしました。

シンプルさゆえの、幅広いコーディネートが楽しめます。

マトリョーシカのようなフォルムの中にさまざまな要素が詰まっています。

単体の素材ではわからなかった魅力が、隣り合うことで浮かび上がってくる、布合わせの楽しさを再確認できた作品です。